ブロックチェーンエンジニア採用情報

現在、当社では企業内起業家チームによる新規プロジェクトとして、ブロックチェーンの応用技術開発を進めています。

今後、事業化を見据えて様々な研究や開発を進める中で、不可欠なのがブロックチェーンに精通した技術者。
次世代の社会インフラを創る「ブロックチェーン事業」を一緒に育てていくコアメンバーを幅広く募集しています。
入社時点では、ブロックチェーン関連の実務経験は問いません。

ブロックチェーンプロジェクトを立ち上げた理由

当社は長年にわたって社会に貢献するソフトウェア開発を手がけ、リアルタイム・マルチタスクOSの自社開発や通信制御など「ITの基盤」とも言える技術を武器に成長してきました。

こうした当社が得意とする技術は、ブロックチェーンにも欠かせない基盤技術の一つ。そこで、次世代に向けた新しい挑戦としてブロックチェーン事業を中核事業へと育てることを目指し、その第一歩として企業内起業家チームによる「ブロックチェーンのプラットフォーム開発」ブロジェクトを立ち上げました。

すでにブロックチェーンは金融分野での実用化が進んでいますが、金融以外の分野へ適用可能な大きな可能性を持った技術です。サプライチェーンやトレーサビリティ、NFT(非代替性トークン)など、金融分野以外への実用化も始まっており、今後もさらに広まっていくはずです。

当社が狙うのは、非金融分野で幅広く応用できるブロックチェーンの基盤技術の開発。会社を大きく発展させる新規事業であると見込んでいるため、本格的な事業化に向けて資金の投入や組織の拡充など、あらゆる面でのサポートは惜しみません。

プロジェクトリーダーからのメッセージ

MESSAGE

ブロックチェーン技術に挑戦し、未来をもっと面白くしよう

進化論をテーマにした会議室「ダーウィンの部屋」にて

PROFILE

プロジェクトリーダー/Y.Tさん

自由度の高い環境で挑戦を楽しもう

私はブロックチェーンのプロジェクトを任される以前から、将来見据えた技術開発に携わってきました。ミクロスソフトウエアの魅力は、社員の「やりたい」を尊重してくれるところ。会社に縛られることなく、自分が好きなテーマを設定し積極的にチャレンジできる環境です。
特に、このプロジェクトは大きな裁量を与えてもらっているので、より自由な環境で挑戦を楽しむことができます。ぜひ、ブロックチェーンという可能性に満ちた技術に情熱を注ぎ込んでください!

新しい社会インフラとなるプラットフォームを創る

私たちは、非金融分野でブロックチェーン技術を活用することを目指しています。
まずは社内実証実験としてブロックチェーン技術を用いたチケットサービスの研究開発をスタートしています。順次事業化へ向けて具体的なアクションを起こしていく計画をしており、近い将来、新しい社会インフラとなるプラットフォームを創り出すことを目標としています。

これから30年先の成長を目指して

創業から40年。100名を超える組織へと成長してきた当社が、さらなる進化を遂げるために必要なことは思い切った変革と挑戦です。
そのカギを握っているのは、ブロックチェーン事業。通信制御などの技術的な基盤、資金、顧客からの信頼など、ブロックチェーン事業を次世代の主力事業へと育てる要素は十分に揃っています。この挑戦は自身を成長させる挑戦でもあります。会社も自分自身も大きく成長させてみませんか。

入社後の業務

入社後は、ブロックチェーン事業を担うプロジェクトの一員として、現在進めている社内実証実験のブロックチェーンの開発に携わっていただきます。開発を通してブロックチェーン技術を身につけていただきます。
技術を習得後、ブロックチェーンを用いたプラットフォームの実用化に向けた開発を行います。

そもそもブロックチェーンとは?

入社時点ではブロックチェーンに関する知識や経験はなくても構いません。
何よりも大切なのは、ブロックチェーン技術への興味と新しい技術習得への情熱です。
ここでは、そもそもブロックチェーンとはどのような技術なのか簡単にご紹介します。

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンは、もともと暗号資産であるビットコインの基幹技術として生み出されました。
取引データをブロック単位にまとめ、ネットワーク上の複数のコンピューターによってデータを同期・検証しながら、正しい取引データを記録する手法です。取引データをブロックごとに時系列でつないで蓄積する仕組みのため、「ブロックチェーン」と呼ばれます。

これはビットコイン、ブロックチェーンの原点になっているサトシ・ナカモト氏の論文に記載されているトランザクションを説明した図です。電子署名(公開鍵暗号方式)を使うことにより、取引の正当性が検証できる仕組みになっています。

ブロックチェーンの仕組みと特徴

取引データが記録された各ブロックには、一つ前のブロックのハッシュ値(ハッシュ関数により暗号化された値)が記載されます。ブロック内の情報を改ざんしようとした場合、変更したブロックから後に続くブロックのハッシュ値もすべて変更しなければなりません。ハッシュ値の計算は時間がかかるよう設計されており、事実上改ざんすることが困難なデータ構造を有しているのが大きな特徴です。

また、一部のコンピューターで取引データが改ざんされたとしても、他のコンピューターとの多数決によって正しいデータが判別されるため、記録の改ざんや不正取引を防ぐことができます。
そのため、金融取引などの高い信頼性が求められる取引での活用が進んでいます。

ブロックチェーンに使われる技術

ブロックチェーンは、ハッシュの他にピア・トゥー・ピア(P2P:Peer to Peer)や公開鍵暗号などの暗号化制御技術、コンセンサスアルゴリズム、スマートコントラクトといった複数の技術が使用されています。
こうしたブロックチェーンの実現に必要な技術も、入社後に一つずつ学んでいきましょう。

ミクロスソフトウエアは、一般社団法人 日本ブロックチェーン協会の正会員です。